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お客様本位の取組み状況(2025年4月1日現在) |
1.お客様本位の業務運営と企業理念の浸透
① 全役職員が、お客様のサポート役としてともに歩み続けることを第一主義として掲げています。
② 経営理念、お客様本位の業務運営について、役員会議・研修会の中で周知していきます。
<2024/4~2025/3>
集合研修 | 12回 | コンプライアンス研修 | 15回 |
社内システム研修 | 4回 | 保険会社による商品・事務研修 | 52回 |
社内事務研修 | 5回 | 外部研修 | 17回 |
2.お客様利益を優先した提案・サービスの提供
① お客様へ毎月1回定期的情報を発信し、コラムや周辺知識等の情報提供とともに、お客様からの質問・要望等についてお問い合わせしやすい環境を整えています。
② LINE公式アカウントを開設し、定期的な情報を含め、契約前後のサポート態勢を構築しています。
③ 「①、②」でお問い合わせ頂いたお客様については、各担当者からフォローを実施しています。
<代表的なお問い合わせ内容>
21歳・男性 | 資産運用相談 | 33歳・女性 | 住宅ローンに伴う全般相談 |
44歳・男性 | ライフプラン相談 | 55歳・女性 | 税務相談 |
④ 各種保険商品の販売を通じて、様々なお客様の要望に沿ったサービスを提供しています。新たにご契約頂いた件数は、当社に対するお客様からの信用を得た指標の1つとして位置付けています。
期間/保険種類 | 生命保険(うち法人) | 損害保険(更改含む) |
2022/4~2023/3 | 105件(54件) | 76件 |
2023/4~2024/3 | 71件(13件) | 91件 |
2024/4~2025/3 | 83件(32件) | 70件 |
⑤ ご契約後の「継続率」やご契約満期時の「更改率」につきましては、お客様の要望に沿った提案と適切な提供に対する満足度の指標の1つとして位置付けています。
<生命保険の契約継続率>
~2023.3(25ヵ月)※当社基準:85% | 96.1% |
~2024.3(13ヵ月)※当社基準:95% | 94.4% |
<損害保険の契約更改率>
2023.4~2024.3 | 97.4% |
2024.4~2025.3 | 95.7% |
⑥ 高齢者、障がい者への募集には、全役職員は社内ルールに則り丁寧な説明を求め、その状況をクラウドシステムに残すことで、長期的なアフターフォローを実現しています。
<高齢者、障がい者募集の状況>
募集件数(2024/4~2025/3) | 高齢者契約件数 | 高齢者特定保険契約件数 | 障がい者契約件数 |
47件 | 9件 | 2件 | 2件 |
⑦ 学校での金融教育を背景に幅広い年代にお金の知識を高めていただくため、希望者向けの少人数勉強会への取組みを実施しています。
<実施回数:5回(個人向け)、1回(企業従業員者向け)>
3.お客様の立場に立った適切な保険募集管理
① お客様情報は社内規定による利用目的の範囲に限定し取扱い、管理しています。
② 全役職員共通として、月1回の会議時に本方針を確認する機会を設け、お客様の属性・意向把握・情報提供・特定保険契約の適合性確認等の視点から「お客様の要望に即しているか」どうか自己点検を実施しています。
③ 当社が取扱う全商品の中から選定した推奨商品一覧をもとに、お客様の意向に沿った推奨商品情報と理由を提供します。
④ お客様の要望に最適な商品・サービスをご案内とともに、多数の保険会社との間で募集委託契約を結んでいます。
生命保険会社13社
東京海上日動あんしん生命 | 三井住友海上あいおい生命 |
SOMPOひまわり生命 | 三井住友海上プライマリー生命 |
日本生命 | はなさく生命 |
ジブラルタ生命 | ネオファースト生命 |
オリックス生命 | アフラック生命 |
エヌエヌ生命 | マニュライフ生命 |
アクサ生命 |
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損害保険会社1社
東京海上日動火災保険 |
⑤ 保険募集人毎に毎月1回、保険商品の販売状況を集計します。特に特定保険商品は、販売の経緯・プロセス等において適切な販売が行われているか業務管理責任者がヒアリング確認・検査を行い、不適切な販売傾向が認められた場合には、販売改善をします。
⑥ クラウドシステムを導入し、全役職員が作成するインタビューシートをもとに、お客様の面談・要望を記録として残しています。
4.お客様の視点からの情報提供
① 保険契約をお申込み頂く際、お客様に「募集人の権限明示、個人情報の利用目的、反社会的勢力との関係遮断、保障に関する意向や推奨理由、重要事項(契約概要・注意喚起情報)、特定保険・公的保険制度の概要等の説明を受け、自身のご要望に合致しているか」書面(申込事前確認書/当社指定帳票)にて確認・署名頂くことを必須化しています。
② お客様の要望を5項目(①万が一時、②病気やけが・がん等、③介護、④貯蓄・老後、⑤その他)に分類し、それぞれの要望に適切な推奨商品を提示し、お客様に選定頂けるよう取り組みます。
③ 推奨商品管理マニュアルにおいて、「推奨商品選定基準・指標」「推奨商品の決定・見直し」について規定し、商品改訂毎に推奨商品一覧に明示することで、お客様の情報提供を図ります。
④ お客様に説明すべき重要な情報については、各保険会社の重要事項説明書を基準とし、お客様の理解度を確認しながら説明しています。ご契約を申込頂く時点でご説明した内容を再確認し、申込事前確認書にご署名頂いています。
⑤ お客様が解約・増減額・変換・転換して新しい保険契約を申込される場合においては、全役職員がお客様に不利益事項について説明しているかフォローしています。
乗換契約(2024/4~2025/3対象)件数 | 13件 |
⑥ 公的保険制度についてジブラルタ生命保険「公的保険制度」ツールを活用し、公的保険制度の適切な情報提供を行うことで、お客様の要望に沿った保険契約の提案体制を整えています。
⑦ 外貨建保険や変額保険などのリスクのある商品の説明において、断定的な表現を用いることを禁じ、マニュライフ生命「運用のキホン」等の保険会社指定の資料を用いて説明を行うよう全役職員に周知しております。
5.お客様の声を活かした業務改善
① お客様の声を月ごとに集計し、「役員会議」で内容を分析し、募集人が随時確認できるようクラウド保管を行い、コンプライアンス対策として実施し、営業現場での業務品質、経営改善を行います。
② 早期消滅契約の報告、お客様の声の収集(オフサイトミーティング)を行い、その発生原因(申込に至るまでの経緯や原因等)を収集分析の上、業務管理責任者に報告するとともに社内研修を行い、品質向上を図ります。
件数(2024/4~2025/3) | 生命保険 | 損害保険 |
苦情・おり(保険会社含む) | 0 | 1 |
ご要望・意見(保険会社含む) | 0 | 0 |
お褒めの言葉 | 0 | 2 |
早期解約契約 | 0 | 0 |
早期消滅・失効契約 | 4 | 0 |
6.お客様本位を実現するための方針の浸透に向けた取組み
① 社内研修(毎月1回)を定期的に開催し、業界の状況や各保険会社の規程状況等を共有し、新しい情報を取り入れます。また、全役職員が社外研修に参加することを推奨とし、知識とスキルの向上を図るとともに、お客様との共通意識を持ち、お客様への不利益事項をはじめ重要情報、最善な利益の提供に取り組んでいます。
② 公的保険を補完する民間保険の趣旨に照らして公的保険制度について適切な理解を促すため全役職員に教育を実施しています。
③ 全役職員が保有する資格を把握管理、お客様満足度向上のため、能力向上・知識習得・スキル向上を目指すべき資格の取得を推奨しています。
④ 個人情報保護の観点から全役職員に対して、各自の情報端末を月1回無作為抽出・モニタリングを行い、情報チェックシートを用いて安全管理を実施・改善を行っています。
株式会社安心堂